うみまちサポート助成について(小豆島セミオープンシステム)
うみまちサポート(小豆島セミオープンシステム)ってなに?
産科医の慢性的不足から、一人の産科医に依存しない産科医療体制の構築が必要な状況となり、安全で安心な産科医療を提供するため、令和6年4月から「うみまちサポート」を取り入れることになりました。
「うみまちサポート(小豆島セミオープンシステム)」とは、妊婦健診は小豆島中央病院、分娩は専門性の高い島外の連携病院(香川大学医学部附属病院、香川県立中央病院、高松赤十字病院のいずれか)で行うものです。
「うみまちサポート」がスタートしても、低リスクの妊婦の方は小豆島中央病院で出産ができます。
うみまちサポート(小豆島セミオープンシステム)始まります(小豆島中央病院ホームページ)(外部リンク)
うみまちサポート(小豆島セミオープンシステム)となったら
小豆島中央病院での妊婦健診は妊娠35週ごろまでとし、連携病院では妊娠30~32週頃、妊娠36週以降の妊婦健診および分娩を行います。そのため、妊婦の方は37週ごろから、連携病院がある高松などで滞在することになります。
また、その後の産後健診や乳児健診、産後ケアなどは小豆島中央病院で行い、安心して子育てができるようにします。
うみまちサポート助成とは?
「うみまちサポート」では、島外の連携病院での妊婦健診受診や出産に備えて連携病院近隣での事前滞在が必要となります。町では、「うみまちサポート」を利用して島外の連携病院で出産する妊婦さんの経済的負担の軽減を図り、健やかな出産ができるよう支援することを目的として、妊婦健診の交通費や出産前の滞在費などの費用を助成します。
助成の対象者
土庄町内に住所がある妊産婦の方で、小豆島中央病院において「うみまちサポート(小豆島セミオープンシステム)」を利用される方。ただし、町内に居住の実態がない方などは対象となりません。
申請の流れ
お知らせ
この情報は広報1月号の掲載内容から一部変更があります。連携病院での妊婦健診は、妊娠30週~32週頃、妊娠36週以降となっています。
情報は医療機関の調整などにより変更されることがあります。
1. 妊娠届を役場へ提出する。
2. 小豆島中央病院でセミオープンシステム利用計画書をもらう。
「うみまちサポート」を利用する方には、小豆島中央病院からセミオープンシステム利用計画書が発行されます。この計画書は助成金の申請に必要となりますので大事に保管しておいてください。
3. 滞在先の予約をする。
滞在先の予約には以下のような情報サイトをご活用いただくと便利です。
注意)サイトは参考のための1例として掲載しています。
【ホテル・旅館など】
【マンスリーマンションなど】
4. 妊娠 30 週以降で事前滞在をする前に、役場で助成金の申請を行う。
助成内容の「出産前に給付される費用」をご覧ください。
5. 事前滞在のための準備金および滞在費の助成金が振り込まれる。
(妊娠37週頃から連携病院の近くの滞在先で生活し、連携病院で出産)
6. 保健師の赤ちゃん訪問時に、交通費・滞在費などの費用を報告(実績報告)の手続きをする。
助成内容の「出産後に給付・清算される費用」をご覧ください。
注意)必ず領収書が必要ですので、大切に保管しておいてください。
7. 出産前の費用助成の過不足分を精算する。
助成の内容
出産前に給付される費用
助成の対象 | 助成の内容 | 助成額 |
事前滞在に要する費用 | 事前滞在のための準備金 | 20,000円(定額) |
事前滞在するホテルなどの滞在費 | ホテル・旅館などを利用する場合 上限:1泊10,000円×宿泊数(上限:100,000円) | |
マンスリーマンションを利用する場合 賃貸借契約料などの実費分(上限:210,000円) |
(申請に必要なもの)
1.土庄町セミオープンシステムによる出産費用補助金交付申請書及び概算払請求書(PDFファイル:117.5KB)
2. 母子健康手帳の写し(妊娠経過がわかるもの)
3. 小豆島中央病院セミオープンシステム利用計画書
4. ホテルの予約確認ができるもの又はマンション賃貸契約の請求書
5. 申請者の預金通帳の写しなど(金融機関、口座番号がわかるもの)
出産後に給付・精算される費用
助成の対象 | 助成の内容 | 助成額 |
妊婦健診に要する費用 | 連携病院での妊婦健診を受ける際の交通費 | フェリー、バス、電車による交通費の実費分 注意)高速艇、タクシーは対象外 |
連携病院で妊婦健診を受けた際に、フェリーなどの欠航に伴って生じた宿泊費 | 宿泊費の実費分(上限:1泊10,000円) | |
事前滞在・出産時・退院時に要する交通費 | 事前滞在開始日の移動にかかった交通費 | フェリー(車両運搬可)、バス、電車、タクシーなどによる交通費の実費分 注意)高速艇は対象外 |
出産時の移動にかかった交通費 | ||
退院して帰島する時にかかった交通費 | ||
事前滞在に要する費用 | 事前滞在するホテルなどの滞在費 | ホテル・旅館などを利用する場合 上限:1泊10,000円×宿泊数 注意)事前滞在の前に助成した 100,000 円の過不足分を精算します。 |
マンスリーマンションを利用する場合 賃貸借契約料などの実費分(上限:210,000円) 注意)事前滞在の前に助成した額の過不足分を精算します。 |
(出産後の実績報告に必要なもの)
1.土庄町セミオープンシステムによる出産費用補助金実績報告書及び精算払請求書(PDFファイル:108.9KB)
3.妊婦本人・付き添い者の船の半券
※車両を乗せた時・人のみの利用時も、半券の保管をお願いします。回数券を使用
した場合、利用後に券を回収されるため、うみまちサポートを利用する際は、窓
口で切符の購入をお願いします。
4.タクシー料金の領収書
5. ホテル・マンション賃貸契約の領収書(滞在期間がわかるもの)
6.高速道路利用時の領収書(豊島在住者のみ)
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉課
〒761-4192
香川県小豆郡土庄町淵崎甲1400番地2
電話番号:0879-62-7002 ファックス:0879-62-8301
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2023年12月27日