肥土山農村歌舞伎

更新日:2020年03月02日

歌舞伎

毎年5月3日に国の重要有形民俗文化財である肥土山農村歌舞伎舞台(肥土山離宮八幡神社境内)で神社祭りの奉納として半日にわたり行われます。

小豆島は、幕末から昭和初頭までの約100年余りの間に、30を超える舞台と600~700人の歌舞伎俳優がいるなど「歌舞伎の島」として知られていました。

なかでもこの肥土山の農村歌舞伎は、1686年(貞享3年)に、小豆島肥土山の庄屋の太田典徳の尽力により、灌漑(かんがい)用のため池・蛙子池が完成し、それまで水不足に泣かされてきた住民が感謝を込めて大芝居を催したのをきっかけに、肥土山の農村歌舞伎が始まったと言われています。

歌舞伎を演じるのは肥土山地域に暮らす人々で、6つの組に分かれ、交代制で演じられており、今もなお、地域住民により、運営、継承されています。

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