(目的)

第1条　この条例は、土庄町が管理する普通河川等の利用及び管理に関する必要な事項を定め、普通河川等の保全維持増進を図ることを目的とする。

(定義)

第2条　この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(行為の禁止)

第3条　何人も河川管理施設及び排水路施設(以下「河川管理施設等」という。)を損傷する行為、河川及び排水路の機能を妨げる行為をしてはならない。

(占用の許可)

第4条　河川管理施設等を占用しようとする者は、町長の許可を受けなければならない。その目的、方法、面積、工作物を変更しようとするとき、又は期間を継続しようとするときも、同様とする。

(占用期間の制限)

第5条　前条の規定による占用の期間は、5年を超えることができない。

(地位の承継)

第6条　相続人、合併又は分割により設立される法人その他の占用の許可を受けた者の一般承継人(分割による承継の場合にあっては、当該許可に基づく権利を承継する法人に限る。)は、被承継人が有していた当該許可に基づく地位を承継する。

(占用料)

第7条　第4条の規定により許可を受けた者は、別表に定める占用料(消費税法(昭和63年法律第108号)第6条の規定により非課税とされるものを除くものについての占用料の額は、同表に基づき算出した額から消費税相当額を加えて得た額)を納付しなければならない。

(占用料の減免)

第8条　町長は、次の各号の1に該当すると認めた場合は、占用料の額の一部又は全部を免除することができる。

(許可の取消変更等)

第9条　次の各号の1に該当する場合は、町長はその許可を取り消し、若しくはこれの変更を命ずることができる。

(緊急措置)

第10条　町長は、洪水による災害が発生し、又は発生するおそれの大きいと認められる場合において、災害の発生を防止するため緊急な措置を必要と認められるときは、占用期間中であってもその占用物の撤去を命ずることができる。

(占用料の徴収方法)

第11条　占用料は、許可した日から1箇月以内に徴収する。ただし、許可の期間が翌年度以降にわたる場合においては、毎年度4月30日までに徴収するものとする。

(占用料の還付)

第12条　既納の占用料は、還付しない。ただし、占用者の責に帰すべからざる事由により占用することができないときは、この限りでない。

(罰則)

第13条　次の各号の1に該当する者は、50,000円の過料を科する。

(委任)

第14条　この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。