令和4年2月18日、町長へ官製談合にかかる対応を求める申し入れを行いました。

官製談合に係る対応を求める申し入れについて

　この度の官製談合防止法違反などの疑いで三枝前町長が逮捕された事件は、町民に大きな衝撃と不安を与え、町政に対する信頼を著しく失墜させている。
　このような事態に至ったことは誠に遺憾であり、二元代表制の一翼を担う議会としても、監視体制に問題はなかったのかなどについて、検証しなければならないと考えている。改めて議会の役割と責任を深く認識するとともに、委員会等での審議や議論を通じて、町民の信頼回復に努めていく所存である。
　町においては、警察の捜査に全面的に協力するとのことであるが、今一度この度の事態を深刻に受け止め、事件の背景や事実を検証し、このような不祥事が二度と起こらないよう万全の措置を講じるとともに、すみやかに町民の信頼回復に努めることを求め、次のとおり申し入れをする。

1．第三者を入れた会議等を設置し、透明性と公平性を確保した上で、原因の究明や入札制度の見直しを含めた再発防止について検証すること。

2．判明した事実等については、捜査に支障のない範囲ですみやかに議会へ報告するとともに、その他議会からの要請には、真摯に対応すること。

3．防災無線や自治会の回覧板等を活用し、町の対応を積極的に発信して町民の信頼回復をはかること。

4．組織としての談合防止意思の明確化を行うため、コンプライアンスマニュアルや不当要求への対応策等を作成すること。